ソフトウェア

ここではソフトウェアの説明をします。

ソフトウェア

コンピュータを動作させる手順・命令を記述したもので、コンピュータを構成する電子回路や周辺機器などの物理的実体を ハードウェア と呼ぶのに対して、形を持たない手順や命令などを ソフトウェア と呼びます。広義にはコンピュータが扱うプログラム以外のデータを含めてソフトウェアと呼ぶ場合もあります。ソフトウェアはその役割によって 基本ソフトウェア (オペレーティングシステム)と アプリケーションソフト に大別されます。WindowsやMac OS、UNIXなどは前者にあたり、ワープロソフトや表計算ソフトなどは後者に分類されます。
では、 基本ソフトウェア から見てみましょう。
企業や家庭の一般ユーザが利用するパソコンのOSとして最も利用されているのはMicrosoft社のWindowsシリーズであり、この市場で9割以上のシェアを占めています。
DTP業界やマルチメディア業界では、Apple社のMac OSが広く利用されていましたが、近年では次第にWindowsのシェアが高まってきています。
そこで、今回は、その Windowsシリーズ に的を絞って、見てみましょう。
MS-DOS 1984年にIBM社が始めて発売したパソコン(PC/AT)に採用しました。内部仕様の多くが公開されたため、互換製品が各社から発売され、事実上の世界標準となりました。
Windows1.0 1986年に発売。MS-DOSにGUI環境を構築するための拡張ソフトウェアでした。
Windows3.1 WindowsNT 1992年に、Windows3.1が発売されました。
PC/AT互換機用の標準OS。
1993年に、WindowsNTが発売されました。ネットワークサーバー用を前提にWindows3.xとは全く異なるOS系列として開発されました。
Windows95 1995年に発売されました。CPUの進化に合わせて32ビット化されたWin32と呼ばれるAPIを搭載しており、これを使ったアプリケーションソフトは従来より高速に動作させることができます。MS-DOSやWindows 3.1用に開発された16ビットアプリケーションソフトもそのまま動作させることができます。
Windows98 1998年に発売されました。Windows95の機能をベースにした後継OSで、ネットワーク機能を中心に改良しました。
WindowsMe Windows2000 2000年にWindowsMeが発売されました。Windows98をベースに若干の機能を追加した、家庭向けOS戦略最後のOSです。
2000年にWindows2000が発売されました。NT系列のOSをベースにWindows9x系の機能を豊富に取り込み、サーバー、ワークステーション、ハイエンドパソコン向けのOSです。
矢印 WindowsXP 2001年に発売されました。家庭用パソコン向けにも、NT系列のOSを採用し、x86コンピュータ向けの全系列がNTベースに置き換えられました。
WindowsServer2003 2003年に発売されました。Windows 2000 Serverシリーズの後継製品です。
Windows XPのサーバ版とも言える製品で、従来なら「Windows XP Server」と命名されるところですが、デスクトップ向けOSとサーバ向けOSはブランド名を分けるという同社の戦略から、異なる名称となりました。
WindowsVista 2007年に発売されました。Windows XPの後継機として、家庭向けや企業向けなど機能の異なる8つのエディション(種類)があります。(日本で購入できるのは5つのエディションです)
WindowsServer2008 2008年に発売されました。Windows Server2003の後継となるサーバ向けOSです。
Windows Vistaをベースに開発されていて、32ビット環境に対応した最後のサーバ用Windowsです。
Windows7 2009年に発売されました。Windows Vistaの後継機となるOSです。低スペックPCでの操作が重いというVistaの難点を改善し、快適に操作できるようになっています。
WindowsServer2008R2 2009年に発売されました。Windows Server2008の後継となるサーバ向けOSです。
Windows 7と同様の新機能の対応や機能強化が行われています。
Windows8 2012年に発売されました。Windows 7の後継機として開発されたOSです。
ユーザーインターフェースをこれまでとは大きく変更し、タブレットPCなどのタッチ操作に対応しています。
WindowsServer2012 2012年に発売されました。Windows Server2008R2の後継機として開発されたサーバ用OSです。
複数のサーバ管理が容易になりました。
各Windowsシリーズには、さらに何種類かに分類されているものもありますので、もう少し詳しく知りたい方は、 基本ソフトウェア一覧(Windows) を、ご覧ください。
目まぐるしく、OSが変化してきましたが、あなたの基本ソフトウェア(OS)は、どれでしょうか?
アプリケーションソフトについては、次に説明しますが、新しいアプリケーションソフトを買うときに、自分が使用している基本ソフトウェア(OS)が何か、わかっていないと商品カタログを見ても、動くか判断できません。
また、現在持っているパソコンによっては、新しい基本ソフトウェア(OS)に変えることも可能です。しかし、現在使用しているアプリケーションソフトが、新しい基本ソフトウェア(OS)に対応しているか確認しないと、今まで使っていたアプリケーションソフトが動かない場合があるので気をつけてください。
あまり古い基本ソフトウェア(OS)を使用していると、メーカーにサポートしてもらえなくなったり、新しいアプリケーションソフトを買おうとしても、対応していない基本ソフトウェア(OS)になってしまうかもしれませんので、見直しが必要です。
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